2021年11月6日、ブラジル生まれのトビとボビが日本の家に到着しました。出発から約46時間半。車と飛行機を乗り継ぎ、ようやく家族のもとへやってきた日の記録です。
この記事は2021年当時の体験です。コロナ禍の航空便や検疫、隔離の対応は当時の状況としてお読みください。
11月4日、ブラジルの家を出発
ブラジル時間の午前7時。生後45日から暮らしてきた家を、ふたりはBossと一緒に出発しました。
当時はコロナ禍の影響などでリオデジャネイロの空港から出国できず、ペット送迎車を手配してサンパウロへ。休憩を挟み、安全運転で約6時間かけて向かいました。

午後1時ごろ、ようやく空港に到着。ふたりは道中ずっとお利口でした。トイレ休憩で出会った警察官に警察犬として誘われる、という思いがけない一幕も。「これから日本へ行くんです」とお断りしました。
準備していたのに、チェックインで5時間半
ペットを運べる便が限られていた当時、何度も調べてKLMを選びました。書類を確認し、クレートもサイズや素材の規定に合うものへ買い直して準備していました。
それでも窓口では「こんな大きな犬は預かれません」と言われてしまいます。書類とメールのやり取りを見せて確認してもらい、待つこと約5時間半。
余裕をもって搭乗の7時間前に着いていたものの、チェックインできたのは1時間半前でした。1匹約30kg、クレート約20kg。それが2つあり、運ぶ作業も含めてこの時点でへとへとです。
ここでふたりとは、日本に着くまでお別れ。不安そうでも声を上げない姿を見て、申し訳ない気持ちになりました。日本ではたくさん遊んで、楽しい思い出をつくろう。そう心に決めました。

アムステルダムで、2時間55分の乗り継ぎ
11月4日午後8時、ブラジルを出国。11時間40分のフライトで、翌5日の午前11時40分にアムステルダムへ到着しました。時刻はいずれも現地時間です。
乗り継ぎは2時間55分。空港でトビとボビに会うことはできませんでした。
この短い乗り継ぎ時間は、便を選ぶうえで大切な条件でした。当時私たちが確認した案内では、3時間以上の乗り継ぎにはペットを休ませる施設の利用が必要でしたが、コロナ禍でその対応が難しいと説明されていました。
日本へ行けないのでは、と不安になりながら探し続けて、ようやく見つけたのがこの便です。2021年当時の説明と手配の経緯であり、現在の全便・全施設に当てはまる話ではありません。
11月5日午後2時35分、アムステルダムを離陸。次のフライトは約11時間。関西国際空港へ向かいました。
11月6日、関西国際空港へ到着
日本時間の午前9時35分、ついに到着しました。ただ、ここからも入国審査やコロナ検査、結果待ち、ふたりの入国手続きなどで4時間以上。手続きが終わるまで会えませんでした。
動物検疫所には事前に書類と到着便を伝えていたため、確認はスムーズでした。Bossも、その対応にほっとしたようです。
動物検疫所と空港の係員の方がふたりと一緒に待ち、運ぶのも手伝ってくださいました。長い旅の最後に、その親切がとてもありがたかったです。

あと3時間。三重の家で、ようやくひと休み
入国ゲートで待っていたMommyにふたりが引き渡され、Bossは当時必要だった6日間の隔離のためホテルへ。トビとボビはMommyとMommyの父と一緒に、車で約3時間かけて三重の家へ向かいました。


家に着いたのは、出発から約46時間半後。ほぼ2日間の移動でした。ふたりは興奮気味に家の中を探検したあと、ぐっすり眠りました。長旅、本当にお疲れさま。
ここから、ふたりの日本での暮らしが始まります。到着翌日の様子は、トビとボビの日本での初日に残しています。準備の経緯は、ブラジルから日本への犬の輸入準備の記録もご覧ください。

これから犬と渡航する方へ
2026年10月の見直し時点でも、渡航の条件は出発国や航空会社、運航便によって異なります。最新の要件は動物検疫所の犬・猫の輸入案内と、KLMのペット渡航案内で確認し、利用する便について直接相談してください。この記録を現在の手続きのチェックリストとして使わないようお願いします。



